解消法

□正しい歩き方
手軽な運動として、ウォーキングをされる方も多いでしょう。ですが、最近では脚をズルズルと引きずるように歩く方が多く見られます。これでは効果はありません。
歩き方の基本は、踏み出し・着地・体重移動・かえし、の四パターンのくり返しです。
まず踏み出しですが、少し広めに歩幅を取った方がフォームが安定します。その際、足の裏とふくらはぎの角度が九十度になるように注意してください。
着地は、踵から指先へと順に。指先でもしっかりと地を踏みしめてください。
その、指先に込めた力で体重移動です。腰に掛かる体重は自然と前に引かれるように。
そのまま地面を蹴ります。つま先は左右にぶれたりしないように気をつけながら、足の裏が後ろの人に見えるくらいまで付けたまま。
これで、ダイエットはもちろん、骨の強化や脳の活性化などにも効果を発揮します。


□悪い歩き方の原因
反対に、自分でも気付かないうちに歩き方が崩れている事もよくあります。
内股・外股・左右への傾き、など、直接足に影響が出ている場合もあれば、身体自体が前のめりになっていたり、逆に反り腰だったりと、見た目にも悪く、足にも負担を掛けてしまっている場合もあります。
実は女性は、外反母趾やむくみ、巻き爪など、約九割が足に何らかのトラブルを抱えています。
これは、常に固いコンクリートの上を歩く事や、ヒールなどによる足への負担が、毎日蓄積されるからです。
その結果、むくみが慢性化したり、脚の筋肉が硬化したりするのです。
その解消のためにも、正しい歩き方が必要だと言えます。

□正しい座り方
座る時にまで気を張っていられない、それはもっともです。
身体や脚にゆがみを生じないように、両足をそろえて前に投げ出す、長座でいいのです。座椅子などに背中を預けると楽です。ただし人前では、だらしなく見えないようにつま先を合わせましょう。
やむを得ず正座をする場合は、つま先同士が重ならないように気をつけ、踵の上に腰を下ろします。
また、椅子の場合は、背もたれから三分の一程度間隔をあけ、お腹を持ち上げるように背筋を伸ばして腰掛けます。
ヒザとつま先を揃え、ヒザの角度は九十度を心がけます。


□悪い座り方の原因
日本人にはO脚が多いといわれますが、これは、畳や床などに直接座る事が原因です。
正座が一箇所に負担をかけてしまう事は、足が痺れる事からいっても明らかです。
それを嫌って、横座りや、正座の形からお尻を床に落とす方をよく見ますが、これもまた、特定個所に負担を掛ける事に変わりありません。身体全体のバランスを崩し、骨盤が開いたり、左右で骨盤の高さが変わってきてしまいます。
また、椅子であっても、組んだ脚をぶらぶらしたりと、一見してだらしなく思える形は、身体のどこかにゆがみを生じさせるものなのです。


□正しい立ち姿勢とは
いくら正しい歩き方や座り方に気を配っても、基本の立ち姿勢が歪んでいては何にもなりません。
正しい立ち姿勢とは、壁を背にして立った時、後頭部・肩・お尻・ふくらはぎ・踵、の五箇所が壁に接する形です。
この姿勢を基本に、正しい歩き方、座り方を心がける事で、筋肉の付き方は自然と変わってきます。


□O脚とは
O脚とは、踵をつけて立った際、ヒザ同士が接触しない脚の事をいいます。
これは先天的なものではなく、日常生活において徐々にゆがみが生じ、進行した結果です。
前述の通り、日本人にはO脚が多いと言われますが、正しいフォームでウォーキングを続ければ徐々に改善できます。O脚の特徴として、脚の指全体が内側に向きがちですので、ウォーキングの際は意識して少しずつ矯正してみてください。